乳がんのMRIはうつ伏せで辛かった。
池袋の検査施設でMRIの検査を受けてきました。
脳のMRIは受けたことがありましたが、胸のMRIははじめて。
途中、造影剤をいれながらの撮影になります。
脳のMRIの時は、音と閉鎖された空間が恐怖ではありましたが、仰向けになって目をつむり無心になってなんとかやりすごせていました。
が、しかし、胸のMRIは、なんとうつ伏せ!
そして、途中で造影剤をいれるので、点滴をしながら!
うつ伏せ状態のMRIは、思った以上にキツかったです。
ちなみに、この日のMRI検査費用は
10090円。
癌になってから、万単位でお金がかかります。
最低限のがん保険しか入っていなかったのでつらい。
もしものためのがん保険、おすすめします。。。
乳腺クリニックで紹介してもらった病院での初診
PET検査の結果をもち、乳腺クリニックで紹介してもらった中目黒の病院へ。
この日は、夫も仕事を休んで一緒についてきてくれました。
病院へは渋谷からバス。
あいにくの雨ですが、転移が脇のリンパまで、という結果に心は晴ればれ!!
(じつは、転移がもっと進んでいるのではないかと、心配していたので。リンパ転移も良くはないのですが・・・。)
最初のクリニックでは、ステージ2までなら、抗がん剤・手術などの治療で完治もありうると聞いていたので、一刻も早く、抗がん剤を始めたいという心境でした。
病院へ到着
中目黒の病院へつきました。
コロナ禍の影響なのか、節電もされていて、受付ロビーまわりは人が少なく、ちょっと薄暗い雰囲気。
都内の有名な病院とは全然ちがって、地味な?第一印象。
でもでも、落ち着いた雰囲気が自分にはとっても合っていて、落ち着きます。
この日の予約は午後2時半。
乳腺化の待合椅子には、たくさんの人が待っていました。
混みすぎて1時間半以上待ち、名前が呼ばれました。
先生は、私にしてみたら若いイケメンの真面目そうなドクター!
(しかも、後から知ったのですがなんと防衛医大出身の超エリート)
初診なので、今回は問診が中心。
まだ、この時点ではPET検査しかしてなかったので、
血液検査、CT検査、MRI検査をしてから具体的な治療方針を決めるらしい。
診察のあと、血液検査、CT検査。
MRIは病院の予約状況がいっぱいだったので、後日、検査施設で受けることに。
看護婦さんにがん治療の説明をうけ、病院のカウンセラーの方からウィッグについての説明もしてもらいました。
中目黒の病院には、自身も乳がん闘病をされていたというソーシャルワーカーの方がいて、いつでも親身に相談にのってくれます。
ウィッグの説明をしていただきながら、筋トレの話をしたり、ちょっとした会話もなごむ・・・・。
たとえば、設備などを比べれば有名どころの病院にはかなわないかもだけど、
私にとっては、ベストな病院でした。
紹介していただいた乳腺クリニックのドクターには、本当に感謝です。
乳がんの針生検・PET検査の結果について
脇の腫れ、違和感から胸のしこりに気づき、乳腺クリニックへ。
マンモ、エコーの検査で、ほぼ確実に悪性の乳がん、しかも脇にも転移しているという診断を受けました。
2年前の乳がん検診で腫瘍はなかったことから、進行が早い癌の可能性が高いということで、
そのまま、最速で、都内の専門検査施設「四谷メディカルキューブ」にPET検査の手配をしていただくことができました。
PET検査
PET検査は、がん細胞が正常細胞よりも多くのぶどう糖を消費するという特性を利用して、体内の癌細胞の広がりや転移を診断する検査です。
私の場合は、脇のリンパにしこりがあったので、
もしかしたら、PET検査で、全身のどこかに転移している癌が見つかるのではないかと、いう不安でいっぱいでした。
しかも、その頃は、体調が超絶悪く、首はまわらないくらい痛いし、みぞおちあたりもムカムカがつづいていたので、とにかく悪い想像ばかりしていました。
検査結果
1週間後、針生検の結果とPET検査の結果を聞きにクリニックへ。
呼ばれて診察室に。
結果は、乳房のしこり約2センチ、脇のリンパに転移1か所。
多臓器への移転はなし。
という結果でした。。。
リンパ転移してるから、本当は良くないのですが、
それだけで済んだという嬉しさで「やったー」!!と心の中で叫んでましたよ。。。
気になるのは進行度を表しているKi67の数値です。
Ki67は67%。
これ、かなり高い数値。。。
Ki67は、20%くらいでも高いそうなので、私の場合、かなり高くて、進行度が早いということになるそうです。
たしかに、クリニックに駆け込んだ頃は、脇に違和感があるな、と思い始めてから、みるみるうちに脇のしこりが腫れあがってきていました。
感覚的には小ぶりの卵が脇の中にゴロンとしているような感じ。
急激に進行しているという実感はありました。
ただ、その高い数値に対して、クリニックの先生は、
「進行が早い癌は、抗がん剤が良く効くというメリットがあるから大丈夫!」とフォローしてくれたんですよね!
とにかくすべてポジティブに説明してくださるドクターだったので、そのあとの癌治療に対してネガティブな感情をもたずになれました。
この日は、クリニックで針生検・PET検査の結果を聞いたあと、その足で治療をうけるために紹介してもらった総合病院の初診に向かいました。
つづく
脇のしこりに気づいて乳腺クリニックへ
前回の続きです。
脇のしこりは乳がんのリンパ転移でした。
当日予約なしで診ていただけた乳腺クリニックのおかげで、
その後のPET検査、治療病院の紹介などがスムーズに進みました。
脇の腫れ、痛みから乳房のしこりに気づき、慌てて乳腺外来のある病院を探しました。
ネットで探していたところ、車で20分くらいのところに「当日でも診察できます」という乳腺クリニックを見つけました。
予約もできるのですが、予約だとすでに1か月先まで埋まっていて、
それまで待てない、と思い、週明け月曜日、朝位置で病院に連絡。
「待ってもらうことになりますが、それでよければ来てください」といってもらえたので、クリニックへ向かいました。
1時間くらい待ったあと、マンモ⇒超音波エコーをしながらの診察⇒針生検
お医者様は、マンモの画像をみて、「これは嫌なやつだねー」と、すぐに癌である可能性が高いことを指摘されました。
乳房のしこりは2センチくらい。
脇のしこりはもっと大きくなっていました。
2年前の乳がん検診では異常がなかったことを伝えると、
「その間にできたということは、進行が早いやつだね」
と。
脇にしこりがあるということは、リンパ転移もしているということになります。
もしリンパ転移より進行していたら、もしかしたら内臓にも転移している可能性もあります。
進行が早そうということで、先生が、大急ぎで、PET検査予約などの手配をスタッフさんに指示。
で、すぐに治療を始めた方が良い、ということで、
「どこか希望の病院ありますか?」と聞かれました。
都内だと有名な病院もたくさんあるんですよね・・・。
でも、乳がんになるとか思っていなかったので、全くの無知。
とくに希望をないです、と伝えると、
都内の有名病院だと、いま、3.4か月待ちの状態なので、よかったら僕が週1で行っている病院を紹介しますよ、と
なんと、1週間後に診察の予約を入れてくれました。
まずは翌々日に四谷でPET検査
⇒1週間後にクリニックでPET検査、針生検の結果
⇒そのまま検査結果、紹介状をもって目黒の大病院で診察
という流れをつくってもらいました。
本当に、素晴らしいクリニックのお医者さんとスタッフさんのおかげで、
スムーズに診療を開始することができました!
感謝しかありません。
乳がんのしこりに気づいた経緯について
2022年3月初旬。
1週間ぐらい前から、脇に何かはさまっているような違和感とじりじりするような痛みを感じていました。
脇を触ると、リンパがボコッ(卵大くらい)と腫れているような感じ。
「リンパ、腫れ」で検索すると、乳がんというよりは免疫力が下がるとリンパが腫れるというような記事が目に付くので、ビタミンとか飲みながらそのまま放置していたんですよね。
(自分に都合の良い情報しか入ってこない?)
いちおう、乳房を触って乳がんのしこりがないか確かめていたけど、しばらくは乳房のしこりに気づきませんでした。
↑ 手をおろしたまま、触っていました。
で、ある日、寝転びながら片手をあげて乳房の外側をスーッと触っていたら、「あるじゃん、しこり!」と!
↑ 手をあげて触ったら「しこり」がわかりました。
2センチくらいの、小さくて「ころ」っとした感触のしこりでした。
それが週末のこと。
それから大慌てで、月曜日に診察してもらえる病院を探しました。
じつは自分、リンパが腫れるまでにも、お風呂場でいつも乳房のしこりチェックはしていたんですよね。
というか、してるつもりだったんですよね。
今思うと、腕をおろした状態でしか触っていませんでした。
手をあげたりして、きちんとチェックしていたら、もしかしたらもっと早く見つけることができたのかな。。。と思っています。
乳がんになってしまいました!
はじめまして。
ご訪問ありがとうございます。
2022年3月。
乳がんになってしまったので、治療生活の記録と、自分の経験がどなたかの参考になれば、と思い、ブログを始めることにしました。
よろしくお願いいたします。